それでは、海外ではどうでしょう?
ヨーロッパでは狩猟犬として飼われていた為、当然狩の訓練共々しつけは必須です。 出来なければ生活が困難になるからです。
欧米では、同じ屋根の下で家族とともに生活をするために、犬にルールを覚えてもらわなければなりません。それがしつけや訓練です。
現在の日本と比べて、どうですか?
日本の場合、「かわいいから」「何となく」「ブームだから」ということでペットにしている方が多いのが現実です。
欧米化した現在、犬にマナーを覚えさせるのは勿論ですが、人間も犬と付き合う為には、それ相応のマナーを守らなくてはなりません。
日本の文化が急激に変化したため、以前の番犬イメージが抜けきれず、形だけで番犬から愛玩犬へと変わってきたのです。
ドッグランやペットと泊まれる宿・旅館などと、人と犬、犬と犬、犬を通しての人と人、のコミュニケーションも増えてきた現在、人も犬も正しいマナーやしつけをし、楽しくコミュニケーションしたいものですね!
犬のしつけは生後90日位が適切と言われています。
しかし、実際は生まれた時からしつけ(教育)は始まっているのです。
人間の赤ちゃんは、「ママでちゅよ~♪」「バーバでちゅよ~♪」と呼びかけることで、この人間は「ママ」「おばあちゃん」であることを理解します。
また、犬がいたら母親はきっとこう言うでしょう、「ワンワンいたねー♪」子供は「ワンワン」と言いながら手を出します。母親は噛まれるから危ないと注意をします。
これらのことで子供は多くを学び成長していきます。
犬も同じで、幼少時期を何も学ばず過ごした犬は、将来「ダメ犬・バカ犬」のレッテルを貼られるリスクを負う比率が高くなると言えます。
かわいいから、お散歩デビューはまだだからと言って、箱入り娘(犬)で育てるのは良くありません。お散歩デビュー前は、キャリーバック などに入れて色々な場所や物・乗り物・色々な人(子供・眼鏡の人等)を見せ、経験させることもしつけ・訓練・トレーニングの一つと言えます。
◆ 犬のしつけ・トレーニングの方法
しつけ・トレーニングで多くの人が勘違いしていることは、しつける相手は犬 ということです。 「そんなこと分かってるよ!」って言うかもしれませんが、それではあなたは犬のことをどれだけ知っていますか?
多くの人は理解していないと思います。おそらくしつけの際、人間の子供と同じように接している飼い主さんがほとんどだと思います。
実は、これが最重要ポイントで、「うちの子は言う事聞かない!」「しつけがうまく出来ない!「書籍を参考したけど、ダメだった!」と言う人のほとんどは、犬の事を理解していないのです。
ひと昔のしつけは、強制トレーニングが当たり前でしたが、現在は誘発トレーニング(誉めてしつける)が主流化しています。
と言って、叱る事がいけない事ではありません。犬も叱られたら「イケナイ事」だと理解できればよりベターです。
だからと言って、怒ってはいけません! 叱る(しかる)と怒る(おこる)事は違います。 飼い主さんの頭に血が上っては、冷静な判断が出来なくなりますよ!
しつけの方法として、ご褒美やクリッカー・グッズ等を使う事も効果的な手段です。
◆ 犬の問題行動
犬の問題行動には原因があります。
たとえば、「うちの子は無駄吠えが多くて・・・」というわんちゃんの場合、原因として以下の事が考えられます。
・構って欲しい ・興奮 ・不安 ・威嚇 ・警戒
犬にしてみたら「ねえねえ! 遊んで!」や「外に誰か来たよ!」って言っているのに、飼い主さんはいきなり「ウルサーイ!!」ってどなったら・・・・ もし、あなたが犬だったらどうです? へこみません?! 犬も同じです。
先に述べた、「しつけ・トレーニングの方法」で誉めてしつける・強制トレーニングといった方法が出てきましたが、問題行動の矯正トレーニングも同じです。
ただ、犬によって原因が違うので書籍などによる方法が全てと言う事はあり得ません。 また、タイミングや褒め方・叱り方も重要なポイントです。
いろいろな犬のしつけ本が出ていますが、これらの書籍を参考に、しつけをするのは難しく、実際さじを投げた方も多いと思います。
また、勝手に判断する事により、思うようにしつけが出来ないばかりか、最悪逆効果になり、手が付けられなくなる事もあるので注意して下さい。
幼年期(社会化期:生後45日~90日齢)の過ごし方で、「分離不安症」などの精神的病になってしまう子も多く、この場合矯正は難しいと言われています。
昨今、この社会化期の過ごし方の問題が多く、悩んでいる飼い主さんが多い事も事実です。
書籍を参考にしてトレーニングすろ事は、少しでも犬の事を理解できるから良いのですが、具体的なタイミングや方法が分かり辛いためこれを全てにする事はお勧めできません。
下記に、有名なプロの「犬のしつけ・トレーニングマニュアル」をいくつか参照しておきますので、参考にして下さい。
出来れば、DVDとか視覚から学べる事が出来る物がお勧めです!
出張トレーニングで、飼い主さんがトレーニング方法を学ぶ事もお勧めです。
子犬を迎える前に確認事項と準備する物が必要になります。
準備する物はこの後に説明しますので、まずは確認しておく事から説明します。
【ワクチン接種】
生後50日~60日位で1回目を接種します。その後1ヶ月後に2回目のワクチン接種を行い、2週間後いよいよお散歩デビューです♪
(1回目の接種次期や獣医さんによっては3回接種することもあります。)
その後は、年1回のワクチン接種を定期的に行って下さい。
購入先で、ワクチン接種の確認をしておきます。ワクチン済みなら証明書をもらっておくと間違いありません。
ワクチン接種は、何種類かまとめて接種するので、確認しておきましょう。
(5種類~9種類 最低でも5種類のワクチン接種が望ましい。)
※ フィラリアの薬はありません、予防薬のみなので4月~11月には毎月投与
して下さい。
【役所、役場への届け出】
わんちゃんが来たら必ず届け出をして下さい。
毎年の狂犬病予防注射の連絡と愛犬手帳、鑑札が手渡されます。
(猫も届け出をしましょう!!)
ケージ・サークル
犬を室内で飼う場合、ケージやサークルが必要です。
犬の大きさを考えて用意しましょう。
犬はそこを自分の落ち着ける場所としますので、大きすぎるものは管理できず犬にとって落ち着かない場所になってしまいます。
わんちゃんより少し大きめのサイズを選ぶと良いでしょう。
ご家族と一緒にいられる場所に置くことで、わんちゃんは安心します。
食器類
餌の容器は、ワンちゃんが引っ繰り返したり、動いていかない重めの安定した容器(陶器類)がお勧めです。
水の容器は、置くタイプの物ですと、足を入れたりしてこぼしてしまいますから、ケージに取り付けるタイプの物(給水器)がお勧めです。
ドッグフード
初めはブリーダーさんで食べていたものを与えてください。
与える量は犬種や歳によって違いますので、良く確認して与えて下さい。
まだ赤ちゃんの場合は、ドッグフード(幼犬用)にお湯やミルク(人間用はダメ、犬用を使うこと)で、柔らかくした餌を与えて下さい。
餌を変える場合は、いま使っている餌と混ぜて、徐々に変えていくことをお勧めします。
トイレ
トイレ用トレイ・ペットシーツなど、常に清潔を保てる物を用意して下さい。
(トレイはシーツで遊んでボロボロにしたり、食べたり出来ないように、メッシュタイプのトレイをお勧めします。)
ワンちゃんは清潔好きなので、自分の寝ているケージやサークルから少し離れた場所に置くことをお勧めします。
首輪・リード
首輪は常にしている必要はありませんが、躾けをする上で首輪・リードが必要になってきます。
また、お散歩の時は欠かせないアイテムですので、ワンちゃんにあった物を用意して下さい。
おもちゃ
ワンちゃん用のおもちゃ・ボール・ぬいぐるみ等与えてあげると良いでしょう。
とくに仔犬は、歯が生え替わる為、ムズムズして色々な物を噛んでしまいます。
そのためにもおもちゃなど与えてあげることをお勧めします。
幼年期はそれぞれ成長は早く、その後一定した成長をするのですが、猫の場合は少々変則的で、中年期に成長が早まる傾向にあるようです。
この年齢表は正確なものではありません。あくまでもアバウトで解釈して下さい。
特に猫の場合は色々な換算方法があるようです。
どれが正しいのかは、良く分かりませんが、おそらく一般論で換算したつもりです。
また、ワクチン接種や食べ物により、寿命が延びてきているのも事実なので、換算方法も変わってきているかもしれません。
| 人間の年齢 | 犬の年齢 | 猫の年齢 |
| 1歳 | 1ヶ月 | 20日 |
| 3歳 | 2ヶ月 | 55日 |
| 5歳 | 3ヶ月 | 3ヶ月 |
| 9歳 | 6ヶ月 | 5.7ヶ月 |
| 13歳 | 9ヶ月 | 7.8ヶ月 |
| 17歳 | 1歳 | 10.2ヶ月 |
| 20歳 | 1.6歳 | 1歳 |
| 23歳 | 2歳 | 1.5歳 |
| 28歳 | 3歳 | 2.2歳 |
| 32歳 | 4歳 | 2.8歳 |
| 36歳 | 5歳 | 3.5歳 |
| 40歳 | 6歳 | 4.2歳 |
| 44歳 | 7歳 | 4.8歳 |
| 48歳 | 8歳 | 5.8歳 |
| 52歳 | 9歳 | 6.2歳 |
| 56歳 | 10歳 | 7.2歳 |
| 60歳 | 11歳 | 8歳 |
| 64歳 | 12歳 | 8.8歳 |
| 68歳 | 13歳 | 9.8歳 |
| 72歳 | 14歳 | 10.5歳 |
| 76歳 | 15歳 | 11.5歳 |
| 80歳 | 16歳 | 12.5歳 |
| 84歳 | 17歳 | 13.5歳 |
| 88歳 | 18歳 | 14.5歳 |
| 92歳 | 19歳 | 16.5歳 |
| 96歳 | 20歳 | 17歳 |
